どうも、しばけんです。
国際結婚って、日本人女性と外国人男性の組み合わせが多いんじゃないのか。俺はそう思っていたのだが、統計を見ると逆だった。
2024年の人口動態統計では、夫婦の一方が外国人の婚姻は18,420件。そのうち夫が日本人の婚姻は11,517件、妻が日本人の婚姻は6,903件だ。ただし、ここから誰がモテるか、どの国の人と結婚すればうまくいくかまで分かるわけではない。
今回は件数と相手の国籍を見ながら、気になる離婚率の数字まで調べ直してみた。先に言うと、国際結婚の何割が離婚するかは、同じ年の婚姻件数と離婚件数を割るだけでは分からない。
※この記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれます。統計は2024年の確定数を使っています。
国際結婚の件数
まずは数を並べてみよう。ここで扱うのは、日本国内で発生した日本人に関する婚姻のうち、夫婦の一方が外国人のもの。外国人同士の婚姻や、海外で暮らす日本人の婚姻まで全部まとめた世界の国際結婚件数ではない。
| 組み合わせ | 件数 |
|---|---|
| 夫が日本人・妻が外国人 | 11,517件 |
| 妻が日本人・夫が外国人 | 6,903件 |
| 合計 | 18,420件 |
夫が日本人の組み合わせは、妻が日本人の組み合わせの約1.7倍。この集計対象の婚姻全体485,092件に占める国際結婚の割合は、約3.8%になる。
俺の街中の目撃情報、普通にあてにならなかった。
というのも、普段目に入るカップルと全国の統計は別の話だからだ。住んでいる場所や行く店が変われば、見かける人も変わる。そもそも、外見だけで二人の国籍や結婚しているかどうかまで分かるはずがない。
なお、以前の本文に2021年の数字として書いていた26,747件・7,646件は、平成21年、つまり2009年の数字だった。これは俺の記事の年次表記の間違い。国の統計だから大丈夫、で済ませず、読む側の確認も必要だった。申し訳ない。
出典:厚生労働省・2024年人口動態統計確定数 第9-18表。旧記載の照合:2009年・夫妻の国籍別にみた婚姻件数。
国際結婚の配偶者男女別上位五か国
次に、結婚相手の国籍を見る。ただし、この表には大事な前提がある。統計で個別に掲載されている8つの国籍区分から、件数が多い5つを抜き出したものだ。全世界の国を一つずつ比較したランキングではない。
| 順位 | 日本人男性の妻 | 日本人女性の夫 |
|---|---|---|
| 1 | 中国 3,287件 | 韓国・朝鮮 1,627件 |
| 2 | フィリピン 2,460件 | 米国 1,197件 |
| 3 | 韓国・朝鮮 1,177件 | 中国 1,019件 |
| 4 | タイ 824件 | ブラジル 265件 |
| 5 | ブラジル 271件 | フィリピン 246件 |
出典は前掲の第9-18表。国籍区分の名称は統計に合わせた。その他の国は妻3,060件・夫2,215件あり、上の順位から除いている。
このブログを読んでいる人なら、ヨーロッパの国がほとんど出てこないのが気になると思う。だが、その他の国にまとめられている国もある。表に名前がないから結婚した人がいない、という意味ではない。
そして、国籍と人種も別物だ。米国籍だから白人、欧州の国籍だからこの見た目、と置き換えてはいけない。この表から日本人男性と白人女性の婚姻件数を正確に取り出すことはできない。
以前は米国の件数を米軍基地と結び付けたり、国籍別の件数から結婚の動機まで推測したりしていた。しかし、この統計には出会った場所も結婚理由も載っていない。そこは根拠が足りなかったので、今回取り下げる。
俺がこの数字から受け取るのは、日本人男性と外国人女性の結婚は現実にある、ということまで。多い国なら簡単、少ない国なら無理、と恋愛の攻略表にするのは飛躍しすぎだろう。
国際結婚の離婚率
さて、結婚を考える人にとって本当に怖いのはこっちだと思う。前の記事では国際結婚は50〜70%、組み合わせによっては80%が離婚するという数字を、確かな根拠を示さずに載せていた。
この数字は、この記事で裏付けを確認できなかったため撤回する。2024年に夫婦の一方が外国人だった離婚は8,467件。しかし、この件数を同年の婚姻18,420件と割り算しても、結婚した夫婦が将来離婚する確率にはならない。
図解:二つの数字は同じ夫婦を追っていない
2024年に結婚した夫婦
結婚した年がさまざまな夫婦の、2024年の離婚
同じ集団ではない → 単純に割っても将来の離婚確率は出ない
例えば、今年離婚した人の中には去年結婚した人も、何十年も前に結婚した人もいる。一方、今年結婚した人の多くは、これから結婚生活を送っていく。見ている夫婦が違うのに、そのまま失敗確率にされても困る。
数字だけ見てビビる前に、何を割った数字なのか見ろ、という話だった。
だからといって、国際結婚なら離婚しないと言いたいわけでもない。正しく比べるには、どの時期に結婚した人を、どれだけ追跡して、何を離婚率と呼んでいるのかをそろえる必要がある。少なくとも、今回の年間件数だけで日本人同士より何倍危険だとは言えない。
出典:国立社会保障・人口問題研究所・人口統計資料集2026 表6-18。元資料は厚生労働省の人口動態統計。
俺なら、出どころの分からない離婚率を眺め続けるより、結婚前に生活の話をする。どちらの国で暮らすのか、生活費をどう負担するのか、仕事と家事をどう回すのか。好きだから何とかなるで放置する方が、よほど不安だ。
家事の分担も国籍だけでは決まらない。我が家でどうしているかは、関連記事の外国人妻は家事をしない?国際結婚生活のウソホントに書いている。自分たちならどう分けるか考える材料にしてほしい。
また、英語でやり取りする二人なら、言いたいことを短くても言葉にできるようにしておきたい。完璧な文法を待って黙るより、分からない部分を聞き返し、認識を合わせる方が生活では大事だと思う。
関連記事:教材と練習の進め方は、外国人女性との恋愛に向けた英語学習の記事にもまとめている。
英語で生活の相談をする二人なら、自分の考えを口に出す練習もしておきたい。まずスピークでAI相手に休日の予定や日常の出来事を話し、レアジョブの講師との会話で実践する組み合わせもある。読む勉強だけで止まっている人は、相手の返事を聞いて聞き返すところまで試してみよう。料金と受講の仕組みを確認して、自分に合う方法を選んでほしい。
まとめると…..

国際結婚の統計を調べてみると、俺の思い込みも、前の記事の読み違いもあった。数字は役に立つが、雑に読むと雑な結論が出る。当たり前だが、ここは反省。
2024年の集計では、国際結婚は18,420件で、夫が日本人の組み合わせの方が多かった。ただし、国籍別の件数は相手の性格や結婚の目的を表さないし、年間の離婚件数も、そのまま自分たちの将来の離婚確率にはならない。
だから、国際結婚なんてどうせうまくいかねーからやめとけ、で終わらせる気はない。大事なのは、目の前の相手とどう暮らすかだ。
俺は元の記事でも書いた通り、お互いの文化や主張に敬意を払い、言い合いになっても建設的な話にして引きずらないことを大事にしている。そして、愛情は声に出して伝える。察してもらえる前提で省略しない。マジでこれ大事。
一方で、立派な話し合い以前に、日常の小さな約束や片付けも見落とせない。関連記事の外国人妻が嫌がる日本人夫の5つの行動では、我が家などで実際に出た不満を書いた。全員に当てはめず、自分の普段の行動を振り返るきっかけにどうぞ。
それに、結婚生活は問題を防ぐだけのものでもない。一緒に外へ出たり、相手の好きなものを知ったりする楽しさもある。俺自身の変化は、関連記事の結婚後に変わった生活の記事で紹介している。
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二人ともゴルフに興味があるなら、練習を共通の楽しみにするのも一案。FiT24インドアゴルフは屋内のセルフ練習場なので、通える店舗や料金、利用条件を確認して、生活に合う場所を探してみてほしい。
誰かの国際結婚の件数を眺めたら、次は自分たちの話をしよう。相手の国籍より、その人の話をちゃんと聞くところからだ。
終わり













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