どうも、しばけんです。
Xで話題の笑顔でピクニックを楽しむ「たのピク」の女の子。豪華な食事ではなく、おにぎりと水筒でうれしそうにしている。あの絵を見てこんな女性と付き合いたいと思った男性もいるだろう。
では、ああいう女性が白人だったら欧米でも男性にモテるのか。普段からご機嫌でニコニコしていて、素朴な遊びを一緒に楽しめる女性は、現地でも恋人として人気なのか。
結論から言うと笑顔や一緒にいて楽しいと感じさせる部分には、恋愛上の魅力を支持する研究がある。ただしたのピク風の白人女性は欧米でモテるというような裏づけた資料は見つからなかった。
あくまでワイの調べた範囲ではの話ね
しかも、実際のデートで誰が選ばれるかを見ると、性格だけできれいに話は終わらない。男はこういう子が好きで片づけるには少し面倒だが面白い結果だった。
1. ニコニ子な一緒に楽しめる女性は恋愛対象として魅力的か


まず「いつもご機嫌でニコニコしている」を考えたい。これは、笑った顔が魅力的なのか明るい性格が好まれるのか、一緒にいる男性まで楽しくなるのかで話が違う。
笑顔は、第一印象の魅力にプラスになる根拠がある
TracyとBeallの研究では、幸福感、誇り、恥、無表情などを示す写真への性的魅力の評価を比較している。女性については、幸福感を表した姿が高く評価された。笑顔の女性を魅力的に感じるという見方には、実験上の裏づけがあるのが分かった。Insights of love
ただし、これはあくまで写真を見たときの評価だ。笑顔の写真が魅力的から、普段ご機嫌な女性は交際相手がすぐ見つかるまでは、一足飛びに言えない。写真一枚では、機嫌が悪い日の会話も、お金の使い方も分からないからだ。
それでもたのピクの魅力のうち、楽しそうな表情そのものが男性に好印象を与えるという部分は、単なるネットの思い込みとは言い切れない。
「また会いたい」に結びつくのは、相手も楽しくなること
もう少し実際の恋愛に近い研究もある。Berriosらは男女40人のスピードデートで、相手に前向きな感情を抱かせる人ほどまた会いたいと思われやすいことを報告している。参考論文
ここで見ているのは、本人が陽気かどうかだけではない。話している相手が、その人といることで楽しい気持ちになるかだ。本人の普段のポジティブな感情と相手を楽しくさせる傾向は、この研究では結びついていなかった。
つまり私は楽しい!と一人ではしゃぐことと、この人といると俺も楽しいは別。たのピクの笑顔を見て男性が想像しているのが後者なら、その魅力に近い結果はある。
もっとも、小規模な男女合算の分析で測ったのは再会の希望。実際の交際成立率でも、白人女性だけの成績でもない。見た目の魅力を測定していない限界もあり、明るさが原因でモテたとまでは断定できないのも事実。
俺がこの結果から受け取るのは、笑顔の回数を数えるより、二人で楽しめるかを見たほうがよさそうということだ。
2. でも実際のデートで選ばれるかは別問題


楽しそうでいい子なのは分かった。でも男性から恋人にしたいと思われるの?」。実際のところここが本題だろう。
長く付き合う相手として、楽しさや思いやりは好まれている
ドイツ語圏の学生327人を対象にしたProyerとWagnerの研究では、長期的な相手に求める特徴を調べている。男性79人の回答では、親切で理解があること、知性、楽しいことが好きなことなどが高く評価された。参考論文
ただし、これはどんな相手がいいかという回答だ。実際に目の前の誰を選んだかとは違う。知的で楽しい女性を望むことと、不器用さを好むことも同じではない。
男の考える知的と女のそれは違うからな
実際の選択では外見が関係し、協調性の効果が出ない研究もある
Asendorpfらは18〜54歳の382人のスピードデートと、その後を1年間追跡した。その場で選ばれる頻度には、男女とも顔などの身体的な魅力が関係していた。一方、性格特性として測った協調性は、男女いずれも選ばれやすさを予測しなかった。原著論文
これを男は結局顔しか見ないと読むのも雑だが、優しくニコニコしていればそれだけで初対面からモテるとも言えない。理想の性格を尋ねる調査と実際に会って選ぶ場面では、結果が違うことがある。
なお、ここでの協調性と前の研究の相手を楽しい気持ちにすることは同じではない。片方で効果がなく、片方で関係があったからといって、どちらかを無かったことにはできない。
たのピクの絵を見た男性の反応にも、かわいらしい顔立ちや絵柄への好みが混ざっている可能性はある。性格だけを取り出した実験ではない以上、ネット上の好きを全部、素朴さの得点にするのは難しい。
初対面の人気が、その人の恋愛すべてではない
一方Huntらの167組のカップル研究では、交際前に知り合っていた期間が長いほど、二人の外見の魅力度が似通う傾向は弱かった。参加者の約79%は白人だが、白人女性の明るさを検証した研究ではない。原著論文
ここから言えるのは既存カップルでは、出会いから交際までの経緯と外見の組み合わせに関連があったということ。友達でいれば必ず恋愛になる証拠ではない。それでも短時間の第一印象だけで恋愛の結果を全部説明するのは無理がある。
だからたくさんの男性から初対面で誘われる、とよく知った男性から恋人に選ばれるは分けて考えたい。たのピク的な楽しさが後者でどう評価されるかは気になるが、その人物像を追跡したデータまでは見つかっていない。
3. 質素・素朴・ちょっと不器用なところもモテる理由になる?


たのピクの話は笑顔だけで終わらない。「高級な店でなくても喜ぶ」「派手ではない」このあたりも含めて好きだという人はいるだろう。ではその部分に根拠はあるのか。
お金を大事にする相手への魅力は、関連研究がある
しかし自分のお金をきちんと管理することと、男性の安いデートに喜んで応じることは別だ。公園が好きな人でも、記念日はレストランへ行きたいかもしれない。ピクニック一回で、その人の金銭感覚を丸ごと判定するのは早い。
ここから派手な白人女性より、質素な白人女性のほうが欧米で人気とまでは言えない。素朴な服装や薄い化粧、外食への好みまでまとめた比較ではないからだ。
「ドジなところがかわいい」は、今回は裏づけが見つからなかった
たのピクの準備の不器用さを、愛嬌と見る男性もいるだろう。ただし、生活上の不器用さがある白人女性ほど、欧米男性から恋人に選ばれるという情報は見つからなかった。
小さな失敗を笑い合えることと、毎回相手が後始末を引き受けることは、俺なら別に考える。これは今回の研究結果ではなく、関係を考えるうえでの俺の意見だ。
逆にあの一枚から結婚したら困る女性と決めつけるデータもない。絵から分かる範囲を超えて、生活能力も結婚後の性格も作ってしまうと、好き派も嫌い派も想像の人物について争うことになる。
というかドジっ娘は日本だけなんかな
まとめ:モテる要素はあるが人気とは言い切れない


「たのピクな白人女性は欧米でもモテる?」への俺の答えは、笑顔や一緒に楽しめる部分が、恋愛対象として魅力になる根拠はある。ただし、その人物像全体が現地でどれほどモテるかは分からないという結果になった。
笑顔の見た目への評価、長期的な相手に望む性格、対面後の「また会いたい」。それぞれに関連する研究はあった。一方、実際の初対面の選択では外見も関係し、協調性だけで選ばれやすくなる結果は出ていない研究もあった。
特に情報が足りないのは、白人女性に絞った比較、国ごとの差、不器用さの効果、そして実際の交際成立だ。ここを「海外でも絶対モテる」で埋めるのはやめておく。
それでも、自分がこういう女性を好きなら、世界共通の人気投票で一位だと証明する必要はない。たくさんの男性にモテるかと、自分と相性がいいかは別の問いだからだ。
出会いたいなら、散歩や軽いアウトドアなど、同じ楽しみを共有できる場で会話するのが一案。ただし「たのピク女性を探す」というラベルより、その人自身が何を好きなのかを聞いたほうがいい。
仲良くなったら、好みと都合を聞いて、昼間の人のいる公園などへ無理なく誘う。飲み物やシートの準備は自分も引き受ける。これはモテる確率を実証した手順ではなく、俺からの現実的な提案だ。
楽しそうな女性を眺めているだけでなく、自分も一緒に楽しく過ごせるか。俺なら、そこを確かめながら関係を作りたい。
終わり。









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